FL Studioの便利な設定・ショートカット集【時短テクニック集】

DTM
かとてん
かとてん

どうも!かとてんです!!

私はEDMに興味を持ったのをきっかけに、2019年に入ってから作曲にチャレンジしていました。

 

FL Studio(DAWソフト)を買い、音楽について学び・・・
音楽初心者が作曲を始めてから約8か月が経過して、ついに曲が完成しました!

それがこちらです。

丹精込めて作ったものの、いろいろと課題が見つかりました・・・なかなか難しいですね。
 
今回は、私がFL Studioで作曲を始めて使い方を調べていった際に便利だと思った設定や機能、ショートカット等を紹介したいと思います。

 

DTMでは時短テクニックが必要不可欠ですので、今回紹介する初期設定やショートカット等を活用していただくと作業がかなり楽になります。

操作方法はWindowsで紹介していますので注意してください。
MACを利用している方はCtrlキーをCommandキーに変換してみていただければと思います。
 
 
  1. 便利な設定一覧
    1. Channel rack画面で初期設定で出てくる項目(Kick、Clap、Hat、Snare)を出さないようにする
    2. Piano roll画面で同じパターン内の他の音源パートを表示(ゴーストチャンネルの表示)
    3. Piano roll画面で左側に出る鍵盤上に音の高さを表示
  2. 便利な機能一覧
    1. Track上にある複数のパターンを一つのパターンにしたいとき
    2. Trackをグループ化したいとき
    3. Patternをコピーしてノートの配置を一部を変更したいとき
    4. 同じノート(メロディ)を演奏する音源をまとめたいとき(レイヤー機能)
    5. Automation clipの作成
    6. PlaylistのTrackとChannel rack、Mixer Channelを紐づける
  3. 便利なショートカット一覧
    1. 上書き保存
    2. コピー
    3. 切り取り
    4. 張り付け(ペースト)
    5. 戻る(押せば押すだけ戻る)
    6. 全選択
    7. 複数選択
    8. 再生(Playlist)
    9. 拡大(Playlist & Piano roll)
    10. 部分拡大(ドラッグしたところを拡大)(Playlist & Piano roll)
    11. PlaylistでTrackのソロ再生
    12. Playlistの新しいパターンの作成
    13. Playlistに配置してあるパターンからPiano rollを表示
    14. Playlistのパターン名をトラック名に反映する(パターン名の統一)
    15. Playlist上の音源を入れ替える
    16. Channel rackの音源 & Mixer channelの移動
    17. Channel rackの音源を使用していないMixer channelに割り振る
    18. Piano roll画面におけるNoteの複製
    19. Piano roll画面におけるNoteの自動複製(Noteの終わりから複製)
    20. Piano roll画面におけるNoteの上下移動
    21. Piano roll上でカーソルの位置にあるNoteの音を再生(スクラブ再生)
    22. Noteのカット
  4. 注意したほうが良いことリスト
    1. Channel rackへソフトシンセなどの音源を入れたときにSamplerになってしまう場合
  5. 座りっぱなしで作業するDTMerのデスクはこれで決まり!
  6. まとめ

便利な設定一覧

Channel rack画面で初期設定で出てくる項目(Kick、Clap、Hat、Snare)を出さないようにする

① FL Studio画面上にある「FILE」タブを選択
② 「New from template」を選択
③ 「Minimal」を選択
④ 「Empty」を選択
※この設定にすると、次回以降の初期状態が「Sampler」のみとなります。

 

Piano roll画面で同じパターン内の他の音源パートを表示(ゴーストチャンネルの表示)

① Piano roll画面左上の▽からメニューを表示
② 「Helpers」を選択
③ 「Ghost channels」を選択

 

Piano roll画面で左側に出る鍵盤上に音の高さを表示

① Piano roll画面左上の▽からメニューを表示
② 「View」を選択
③ 「Key Labels」を選択
④ 「All Notes」を選択

 

便利な機能一覧

Track上にある複数のパターンを一つのパターンにしたいとき

① まとめたいTrack上で右クリック
② 「Merge Pattern Clips」を選択
新しいパターンが作成され、まとめる前のパターンは全て残ります。
 

Trackをグループ化したいとき

① グループ化の基準にしたいTrack(親)の下にグループ化するTrack(子)を移動させる
(Track上にマウスカーソルを置いた状態でShift + スクロールで移動できます)
② グループ化するTrack上で右クリック
③ 「Group with above track」を選択
グループ化したTrackはTrack上の▽で隠すことが可能です。
オートメーションをグループ化するのがおススメです。
 

Patternをコピーしてノートの配置を一部を変更したいとき

① コピーしたいPatternの左上にある鍵盤マークを左クリック
② 「Pattern clip」を選択
③ 「Make unique」を選択

 

同じノート(メロディ)を演奏する音源をまとめたいとき(レイヤー機能)

① Channel rack画面下にある「+」ボタンの押下
② 「Layer」を選択
③ 作成した「Layer」に元となるメロディをコピーして「Layer」に張り付ける
④ まとめたい音源をShiftを押しながら複数選択
⑤ 「Layer」を左クリック
⑥ 「Layer」画面の「Set children」ボタンを押下
音源ごとにノートを設定することなく、複数の音源を一括管理できるようになります。
 

Automation clipの作成

① Automation clipを作成したいツマミを一度選択する
② マルチリンクコントローラーズ(FL Studio画面上にあるツマミのようなマーク)を右クリック
③ 「Create automation clip」を選択
2種類のAutomation clipを一気に作成したい場合は、2種類のツマミを選択したうえでマルチリンクコントローラーズを右クリックし、画面右側に出てくる「Create automation clips」を選択する
※直前(2つ前まで)に選択されているツマミのAutomation clipが作成されます。
 

PlaylistのTrackとChannel rack、Mixer Channelを紐づける

① ソフト音源を直接PlaylistのTrackにドラッグアンドドロップ
Track名を名前や色の変更をした際、Channel rackとMixer channelが変わりますが、Pattern名が変更されないため別途変更が必要です。
 

便利なショートカット一覧

上書き保存

Ctrl + S

 

コピー

コピーしたいものを選択した状態で、
Ctrl + C
Channel rackでNoteを複製したい場合は、音源を鳴らすと四角く光るところ(画像参照)を選択する
※選択した状態だと緑色に光ります。
 

切り取り

切り取りたいものを選択した状態で、
Ctrl + X

 

張り付け(ペースト)

貼り付け位置を選択した状態で、
Ctrl + V

 

戻る(押せば押すだけ戻る)

Ctrl + Alt + Z
Ctrl + Zだと一つ前にしか戻りません。
また、変更履歴以上にさかのぼることはできません。
 

全選択

Ctrl + A

 

複数選択

Channel rack画面上:Shift + 左クリック
Playlist & Piano roll画面上:Ctrl + 左ドラッグ
Mixer channel画面上:Shift + Ctrl + 左クリック

 

再生(Playlist)

スペースキー

拡大(Playlist & Piano roll)

横方向:Ctrl + スクロール
縦方向:Alt + スクロール
Piano rollの場合、Alt + スクロールではベロシティの上下になります。
 

部分拡大(ドラッグしたところを拡大)(Playlist & Piano roll)

Ctrl + 右ドラッグ

 

PlaylistでTrackのソロ再生

再生させたいTrack名上にマウスを置いた状態で、
Ctrl + 左クリック

 

Playlistの新しいパターンの作成

F4キー

 

Playlistに配置してあるパターンからPiano rollを表示

Piano rollを表示させたいパターン上にマウスカーソルを置いた状態で、
左ダブルクリック

 

Playlistのパターン名をトラック名に反映する(パターン名の統一)

パターン名を統一したいTrack上にマウスカーソルを置いた状態で、
右クリック + C

 

Playlist上の音源を入れ替える

Playlist上のパターン(変更したい音源)を選択した状態でブラウザ上の音源を、
Ctrl + 左クリック

 

Channel rackの音源 & Mixer channelの移動

移動させたい項目上にマウスカーソルを置いた状態で、
Shift + スクロール

 

Channel rackの音源を使用していないMixer channelに割り振る

Mixer channelに割り振りたい音源を選択した状態、
かつ使用していないMixer channelを選択した状態で、
Ctrl + L
音源を直接Playlist上に配置していた場合、音源をダブルクリックして出る画面で画面右上の「Track」を左クリックすると、自動的に空いているMixer channelに割り振られます。
 

Piano roll画面におけるNoteの複製

複製したいノートやパターンを選択した状態で、
Shift + 左ドラッグ(ドラッグした状態で移動させます。)

 

Piano roll画面におけるNoteの自動複製(Noteの終わりから複製)

複製したいノートやパターンを選択した状態で、
Ctrl + B

 

Piano roll画面におけるNoteの上下移動

移動させたいノートを選択した状態で、
Shift + ↑ or ↓Ctrl + ↑ or ↓で1オクターブずつ上下)

 

Piano roll上でカーソルの位置にあるNoteの音を再生(スクラブ再生)

再生したい位置にマウスカーソルを置いた状態で、
Alt + 右クリック(ドラッグも可能)

 

Noteのカット

右Shiftキーを押しながら左ドラッグ
切る場所を決定した状態で右Shiftキーを離して斜めにドラッグすると斜めにカットできます。
 
 

注意したほうが良いことリスト

Channel rackへソフトシンセなどの音源を入れたときにSamplerになってしまう場合

「Plugin database」→「Installed」→「Generators」→「VST」or「VST3」からドラッグアンドドロップしましょう。
「Generators」ではなく、「Effects」から入れるとSamplerになるため注意が必要です。
 
 

座りっぱなしで作業するDTMerのデスクはこれで決まり!

座ってばかりいると死亡リスクが高まるという研究結果があります。
DTMをしているとどうしても座っての作業が多くなることだと思います・・・。
 
しかし、「スタンディングデスク」を使えば立ちながらDTMができちゃいます!
実際に私も使っていますが、かなりいい感じです!
 
とてもおススメなので気になる方はぜひ!
 
 

まとめ

自分の備忘録もかねて本記事を作成しました。
他にも良い機能があればこちらから教えていただけると嬉しいです。
 
どんどんこのページを強化していきたいと思います。
ご支援よろしくお願いいたします!
 
また、FL Studio本体の使い方の解説ページを制作したので、こちらもよかったらぜひ!
 
今日も良いDTM日和ですね!
 
 

 

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